意識するのは、血流だけではありません!
妊活をしていると、「血流」が気になる!血流改善したい!血液の量を増やしたい!
という方、とっても多いです。もちろん、血流は妊娠しようと考えているなら、とっても大事な事ですし、妊娠だけじゃなくて、生きていく上でとっても大事な事です。
子宮のお仕事、生理は経血となって、今月も生理が始まりますよ!と教えてくれる事もあり、血流を良くすれば、生理も変わるし、妊活もうまくいくのでは?と考えらえている事が多いですが、でもね、身体の中って、血流だけじゃないんです。
では、血液、血流以外に気にしたほうがいいものって何でしょう??
血液以外に何を気にする?
血液以外に気にするもの…
それは「水」です。
人間の身体の約60%は、水でできていると言われています。ちなみに、これは成人での数値ですので、胎児は体重の約90%、赤ちゃんは約75%、子供は約70%、老人では約50%と言われています。(男性と女性でも少し違いがあり、脂肪が多い女性の方が水分量が少ないと言われています。)
この身体の60%を占めている水分についてですが、見落としがちな方が多いです。
意識して、毎日1.5ℓ~2ℓ摂ってるから、水分に関して大丈夫!と思っていませんか?「飲んでいる」というだけではダメなのです。
水の血液との関係
水は血液と関係が深いです。
東洋医学では、気血水、この3つのバランスが取れている事が大事とされています。水ばかりがあっても、血液が少ないとか巡っていなければ身体のバランスは悪くなるし、血液があっても水が足りなければやっぱり身体のバランスは悪くなるのです。
両方ともいい状態である事が大事なのです。そして、血液から水を作り、水から血液を作る(東洋医学では水とは表現していませんが、わかりやすくするために、あえて「水」と表現させていただきます。)のです。
水から血液を作るという事は、この水がドロドロしたものだった場合は、作られる血液もドロドロしたものとなってしまいます。逆も同じです。ドロドロ血液からはドロドロ水しか作れません。
そしてこのドロドロの水によって、身体にはいろいろな症状がでます。
- 身体が重だるい
- なんかスッキリしない
- むくみやすい
- 冷え
- 吐き気
- 食欲が落ちる
などの症状がでてきます。血液の流れだけ意識していても、身体の中の水がドロドロした淀んだ状態だと、結果的に血液もドロドロになってしまうのです。
もちろん、血液が足りないと言われて、いわゆる貧血の方は、水も足りないのかな?と意識していた抱く事は大事です。
水の流れはどうやって改善する?
血液と一緒で、身体の中の水の流れを良くしたいと思いますよね。
血液を改善、血流を改善するためにも、身体の中の水の改善をするにはどうしたらいいのか?という事ですが、簡単に言えば、身体がから水分を出してしまえばいいのです!
余分なものは出す!これに限ります。ただ、単純にトイレに行けばいいという話ではないのが、難しいところです。まずは身体から余分な水を出せるようにする力を作る事が大事です。
身体を温めるのも水分を排出する一つの事です。
妊娠には冷え大敵なので、温活は大事!温活によって身体の中の余分な水分を排出する事で、冷えが改善される事もあります。
用は、やかんのお水と一緒です。やかんにたくさん水が入っていれば、沸騰するまでに時間がかかるけど、水が少なければ早く沸騰する。この原理です。身体の中の余分な水が減れば、冷える事も減ってくるのです。
まずは身体を温めて、余分な水を出す事をやってみて下さいね!
妊活カウンセリングの中で、血液の事は気にするけど、余分な水については注意していない方が、けっこう多いです。
血液以外の身体の中の事に目を向けて頂けたらと思い、書かせていただきました!
皆さまの妊活がうまくいきますように!