睡眠と血液と妊活の関係
何時に寝ていますか?
妊活を始めてから寝る時間が早くなった!という方が多いかと思いますが、なぜ早く眠るのが妊活に効果的なのかご存知ですか?
とりあえず、妊活に効果的と言われているから眠っていますか?妊活にとって睡眠が大事なのは身体のある部分と関わってきいているので、なるべく早く眠る事が薦められているのです。
では身体のある部分とは?
血液と関係するのは、肝です!
東洋医学では、身体は5つの部分に分けれると考えられています。
肝・心・脾・肺・腎
一度は耳にした事があったりするかもしれません。
いわゆる五臓と言われているものです。この五臓のうちの一つ、肝が血液と関わってきます。わかりやすく言えば、肝=肝臓だと思っていただいて大丈夫です。
この肝は、身体の中で最も血液を豊富に含む臓器で、血液の貯蔵、血流のコントロール、消化機能の促進、精神活動の調整に関わっているのです。
血液の貯蔵と血流のコントロールをする事で、生理を順調に起こさせたり、安眠させてくれたりします。この生理や睡眠ですが、ストレスがかかり始めると、生理が遅れたり止まってしまったり、眠れなくなったり、寝ても夜中に何度もおきたり、夢見がわるかったりと、納得いく睡眠がとれなくなったりなどの経験ありませんか?実は肝はストレスにとても弱い臓器なのです。
なので、ストレスがかかり始めると、生理が止まってしまったり、眠れなくなったりとわかりやすく、身体へ不調のアピールをしてくれます。
ではなぜ眠れないと良くないのでしょうか?
眠っている間に肝は何をしている?
眠れなくなると、疲れが取れなかったり、集中力が低下してしまったりなどありますが、実はきちんと眠れていない事で、血液自体には影響を及ぼしているのです。
肝の働きとして、血液の貯蔵と血流のコントロールという事を書きましたが、この2つの血液に関する働きには意味があります。
肝は、安静時と運動時では働きが変わってくるのですが、安静時には血液を肝の中に貯めて、血液をきれいにしてくれているのです。まさに眠っている時に、血液のお掃除をしてくれているのです。
なので、睡眠が短くなるとこの血液のお掃除が十分にできないです。そのため、全身へ送られた血液が一日の疲れを残して次の日も活動するという事が起こってしまい、少しづつ血液がドロドロ血液へと変化してしまうのです。
安静時にきれいになりきれなった血液は、運動時の日中身体の各所へと送られていき、また一日の疲れを貯めて肝へ戻ってきます。この繰り返しです。
睡眠が短く寝ればなるほどドロドロ血液から抜け出せなくなるのです。
眠っているベストは時間は何時?
睡眠が大事な理由のもう一つに、この肝の働く時間です。もちろん、肝は24時間1日中働いています。ただ、臓器ごとに一日の中で一番よく働く時間というものが決められています。
この肝の担当する時間が、23時~深夜1時なのです。いわゆるお肌のゴールデンタイムと言われている22時~2時と重なっている部分があるのですが、肝と表裏関係にある胆がこの前の23時~1時を担当しているからかもしれませんね。
この肝と胆が活発に働く時間にきちんと眠っておくという事が、血液がきれいになり、お肌がきれいになる事へと繋がり、生理や妊活へといい影響を与えてくれるのです。
もちろん、きちんと眠ることで、ストレスを感じにくくもなるので、結果としていい事しか起こりません!
妊活していると23時までに眠らなければいけない?!
これは絶対ではありません。いわゆる理想です。
お仕事されていて、23時までに眠る事が困難な方や、ショートスリーパーな方もいらっしゃいますので、これができてないから妊娠出来ない!とか、妊娠しにくい!なんて事はありません。
睡眠が不規則でも妊娠される方がいるのも事実です。
ただ、こういった理由で身体は出来ていて、早く眠ることに意味があるんだという事を知って欲しいと思っています。
訳もわからず、
妊活しているから早く寝なければならない!
早く寝ないから妊娠できない!
という勝手な思い込みに捉われてしまい、ストレスがストレスをうみ、より眠れなくなってしまう方や、妊活をよりこじらせてしまう方を、必要ない思い込みから解放するお手伝いが出来たらと思っています!
もし今眠れなくなっているとしたら、その眠れなくなってしまった原因を探していく事もとっても大事です!寝くれなくなってしまった原因探しのお手伝いもしていますので、ぜひご相談下さいね~!一回の相談でぐっすり眠れるようになりますよ~!
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