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たばこ、
吸っていますか?
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私は子供の頃、
両親ともにヘビースモーカーでした。
家の壁が黄色くなっていたのを
うっすら覚えています。
気が付くと、
父はたばこをやめており、
母一人が
たばこを吸う環境になった途端に、
たばこの臭いが異様に
気になるようになり、
しかもすごく臭い!
というのが嫌でたまらかった
と言うのもあり、
一度も吸った事がありません。
妊娠して
無事に出産したい!
と考えているあなたは、
以前は吸っていたとしても、
妊活中は
たばこを控えているかと思うのですが、
なぜたばこが
妊活によくないのか?
ご存知でしょうか?
簡単に言ってしまうと、
血流を悪くする!
からです。
「たばこを吸う」
という行為は、
体内に一酸化炭素を
取り入れるという行為なのです。
よく火事のニュースなどで、
「一酸化炭素中毒で・・・」
というフレーズを耳にしたことが
あるかもしれませんが、
一酸化炭素というのは、
体内に取り込みすぎると、
死に至る可能性があるのです。
一酸化炭素は体内に入ると、
血液中のヘモグロビンと結合して、
その機能を低下させるような
猛毒なのです。
これに加え、
よく聞く「ニコチン」
がさらに害をなします。
ニコチンは、
血液中の血小板を
べたつかせるという働きあります。
もともと血小板は
粘着性がありお互いに
くっつきやすいのですが、
ニコチンの影響で粘着力が増し、
どんどんくっついていき、
最終的には血栓となり、
血流を妨げてしまいます。
血栓ができるだけではなく、
ニコチンは副交感神経に働きかけ、
筋肉を収縮させます。
血管の周りは筋肉でできていますので、
筋肉を収縮させることで、
血管が細くなり、
血栓が詰まりやすくなるという事なのです。
これでは全身へと運ばれる血液も減るので、
子宮や卵子へも影響を及ぼします。
結果として、
不妊の原因の一つとなるのです。
あなた自身が吸っていなくても、
旦那様や身近な方が吸っている
という場合は、
受動喫煙の影響がでてきますので、
なるべく別の場所で
吸って頂くか、
その場を離れる事を
おススメします。
たばこは、
血流を悪くするだけでなく、
血管にも悪影響を及ぼし、
不妊という事だけでなく、
脳梗塞や心筋梗塞までも
引き起こしますので、
少しでも早く妊娠したい!や、
我が子の成長を
長く見届けたい!
もそうですが、
長い目でみて、
健康でいたい!
と思ったら、
ご自分や旦那様の健康について
考える機会を持って下さいね!
ちなみにですが、
以前住んでいたニュージーランドでは、
たばこは日本よりも高く、
1箱20本入りで
2,500円~3,000円していまいた。
(10年前の事なので、今はもっと高いと思います。)
値段だけではなく、
たばこの箱の上半分くらいには、
たばこを吸う事による
健康被害について書いてあり、
たばこで黒くなった肺の写真や
実際に起こった身体への影響の写真、
被害を受けて生まれてきた赤ちゃんの写真など、
かなり強烈なメッセージとして
載せてありました。
気になる方は
「NZ cigarette 画像」
などで検索してみて下さい!
日本もそのくらいすればいいのに!
と個人的には思いますけどね。